メリーに逢いに 〜 春の伊豆箱根江ノ島紀行
実は写真はもっともっとたくさんいろんなところで撮ったのですが嫁出しNGにつきなーんか見所となりそうな風景ほど抜け落ちていたりします。
行ったのはGWのはじめ、あたたかな春の日でした。
伊豆はさかな!
道の駅 伊豆マリンタウン
嫁実家の招待を受けてやってきました春の伊豆。
東京からau助手席ナビに従って小田原厚木道路・西湘バイパスと辿り2時間半、昼前に到着。
まずは道の駅 伊豆マリンタウンでお土産など物色。
大きな地図で見る
まぁいろいろあるようですが、見るだけ見てお土産買って(というか買って貰っちゃって)さっさと別の場所にごはんに行っちゃいました。
伊豆太郎 川奈店
回る寿司です。こういう魚のうまい土地で適当な回転寿司入るとめちゃウマなのは経験上鉄板かと。
そんなに安いわけではないですが、ネタは新鮮、大将も魚も威勢がよくいいお店でした。地魚ウマー。
大きな地図で見る
丸達ひものセンター
沿道でひものセンターなるものを発見。「試食無料」の大きな看板に吸い寄せられるように入る。
大きな地図で見る
魚のひものは試食とはいえ結構ちゃんとした量が出てきて結構満足しちゃう程。きっと「こんなに頂いてこのまま帰れない!買ってあげなくちゃ!」という心理を狙ってるのだと思います。
勿論、土地柄とってもおいしいですよ〜。
バーベキューコンロみたいので総勢9人(嫁両親、嫁姉家、sakuragaoka夫婦の3家族)分の魚をもくもくと焼き、お茶まで出されてテーブルについてゆっくりたっぷり頂く。無料。(勿論おみやげは購入しました)
伊豆の海で遊んで宿で呑んだくれて翌日。
ここから現地解散でsakuragaoka夫妻のみで行動。
箱根は蕎麦と温泉!
箱根乃庵 入生田店
せっかくなので箱根の絶品そば屋に寄っていきます。ここは店構えはあまりやる気が感じられないし接客はツンデレwだが味は最高だ。とっておきのお気に入り。
大きな地図で見る
少し遅い時間に入ったこともあり、空いた座敷でゆったりと食べられた。
嶽影楼 松坂屋旅館
せっかく箱根に来たので日帰り温泉。お気に入りのスポットがありまして、ちょっと目立たない絶品のお湯があるのです。
ここもかなりおすすめ。
大きな地図で見る
由緒ある湯治の宿。設備や建物は古くて、部屋など一応鍵はかかるのですが引き戸一枚です。なによりお湯自慢なのであります。
なんと本日貸切状態!・・大丈夫なのかこの宿。
せっかく誰も居ないので、頼み込んでお風呂を貸切にしてもらいました。
夫婦で銭湯入ってるみたいでなんか不思議な感じでしたw
お湯はかなり熱くて、ゆっくーり足から入っていく。お湯をかきまぜる棒があるのでまずはそれで混ぜてね。温泉成分がかなーり濃いのが匂いで分かります。
のぼせないようにガラス窓をがばーっと空けて外の空気で顔を冷やしつつもお湯の温度が高いため半身浴したり肩まで浸かったりの繰り返し。
通常料金は日帰り入浴一人千円。今回は特別に?貸切料金追加千円払い、夫婦で〆て三千円。タオルは持ち込みです。
小一時間ほど二人でキャッキャウフフとお湯を楽しんだら、ゆったりと。
こんな昭和モダン風情漂う素敵な中庭を眺めながらこれまた誰も居ないロビーでくつろぎます。
以前は懐かしさ満点のゲーム機などが据えられていた筈ですが、今は見当たりません。
マッサージ椅子はコイン式。コンセントからプラグが抜かれていたので、使うときは女将さんに頼むのでしょう。
今度は泊まりで来たいね、と提案したのですが嫁は「夜はちょっと怖いかも・・」だそうで。風流でいいと思うのだが。
でもね、お湯は気に入って貰えたよ。
さて、さっぱりしたらそのまま箱根から西湘バイパスに乗って夕食に向かいますよ。
七里ヶ浜はカレー
七里ヶ浜。海沿いの国道を通って鎌倉高校前で江ノ電とすれ違いながらゆっくりと向かう。
GWにも関わらず全く渋滞にかからずちょっと早めの夕食へ。
珊瑚礁 モアナマカイ店
ここは有名で言わずもがなですね。
大きな地図で見る
ここで嫁に愛を囁いたり。
運転をしなければいけないのでノンアルコールカクテルで。ビールは嫁の。
ビーフサラダとカレーがうまい。海も目の前で夕日の江ノ島なぞ見えて最高のデートスポットです。
ボッという音とともに店員さんが火を灯していきました。
この夜は、江ノ島の前の「露天風呂」と書かれた宿に。
江ノ島は猫とさかな
江ノ猫
さて翌朝。猫ハンティングに出かけます。
ここはちょっとした穴場で猫がうようよいます。
かなり人なつっこく、平気で寄ってきます。
だ、だめ。人様のおうちで爪を整えちゃ。
近くに居てもリラックスしっぱなし。
実は江ノ島に来たのはメリーに逢うため。
メリーはラグドールかメインクーンの女の娘で、たいへんな美猫。
メリーには定位置があったのですが、その日はそこに居ませんでした。
住民の方に尋ねるといつもこの場所にいると案内されてついていく。
メリーは果たして居ましたが、カメラに収めることは今回は叶いませんでした。
昔何かひどいことをされたのか、人を怖がるのだと住民の方に聞きました。
ところでこの場所、猫たちの溜まり場になっているようで他の猫たちをたくさん見ることが出来ました。
付近にはこんないい感じの民宿も何軒か。
生しらすー!
江ノ島の表参道(?)にはこの時期、生しらすを出すお店が並びます。
これをおやつにしょうが醤油でいただきます。
写真を撮りたいというと「どうぞ撮ってって!ほらもっと近くに!」と・・
美味しいだけでなく、気さくなお店です。
かわはぎー!
地魚のひとつ、かわはぎの泳ぐお店に。
ノンアルコールビールで。ビールは嫁のです。
メニューはいろいろあるけど、ここで鉄火丼なんて頼んじゃいけません。やっぱ地魚。
メニューを見て選んでる最中、お店のおばちゃんにしきりにかわはぎを勧められたので根負けしたのが正直なところ。
うまかったよー。
名物パトカー
江ノ島駐在所のパトカーです。
えぇ、カラーリングからしてもパトカーなことは間違いないでしょう。
大きな地図で見る
展望灯台へ
道中ごろごろしている猫をながめながら。
なごまされながら階段をひたすら。
エスカーの中継点にある花壇
登りきると大道芸人がいました。
サムエル・コッキング苑。この中に江ノ島展望灯台はあります。
大きな地図で見る
サムエル・コッキング苑は元々はアイルランド人サムエル・コッキングさんが1882年(明治15年)に作った日本で3番目に古い植物園だそう。一旦は関東大震災などにより荒廃するが藤沢市と江ノ島電鉄により現在の姿になったようだ。(Wikipediaの受け売り)
中途半端な知識で嫁に解説していたので、中華風な東屋を眺めながら嫁に「サムエル・コッキングってナニジン?」と訊ねられたときは「中国ではないよ」としか答えられませんでしたとさ。
日が暮れ帰る
嫁は助手席でこくこくと眠りながら、夕飯時に桜ヶ丘に帰宅しましたとさ。